





台湾各地には今もなお、伝統的な手仕事で作られる「箒」が存在しています。ナツメヤシやマダケといった天然の植物を使った箒と、その作り手たち。ひとつひとつ手作りされる箒は、埃を掃くという用途を追求した道具であると同時に、厄を払い、福をかき入れる神聖な道具でもありました。掃除という一見些細で厄介な作業を、台湾の伝統工芸である「箒」から見つめなおす一冊です。
128ページ/18.5 x×25.7/言語:繁体中国語、日本語
【出版社紹介】
行人文化實驗室
1998年、台湾・台北市で設立された出版社。台湾の文化や伝統、工芸品を扱う書籍を多数出版しています。